AERA English 2006.2

AERA English 2006.2

英語ブーム,今だ継続中・・・ってまだ数日しか経ってないんですけど.
隂山英男氏(100マス計算の校長)と和田秀樹氏との対談中,和田氏の

いい英文を話すだけで知的だと向こうの人は考えてくれます。日本以上に、教養のある人ほど先人の言葉を引用して話しますからね。

という件.ENGLISH JOURNAL2006年1月号の特集,“簡単なのに効果絶大! 英会話が急にうまくなる55の裏技”にて,英会話の裏技のご法度!の1つに,“格言は自分からはいわない”,

英語の文章を読む上で,有名な「ことわざ」や「金言」を知っておくことは重要です.しかし,会話でこうしたことわざを多用すると,「思いを自分の言葉で表現できない人」のような印象を相手に与えてしまいます.欧米では,教養のある人はたいていのことわざを知っていますが,自分のほうから使うということはあまりありません.使うとしても,その場の雰囲気に合わせて,ちょっとおどけた感じを出すために,しかもことわざの肝心の部分をちょっと出す程度です.

とありました.
先人の言葉も,ことわざ・金言も似たようなものだと考えると,いったいどちらが正しいのでしょうか.日本語で考えても,やたらと先人の言葉,ことわざを多用されたら奇妙に感じるのでは.映画を見ていると,『ちょっとおどけた感じを出すために・・・』というのは分かる気がします.